あなたは素晴らしい存在

ドラマなんかを見ていても〈30代後半になった女性は結婚していなかったら仕事をばりばり頑張っている〉みたいなことが当たり前のようになっていて、30代後半で結婚もしていないし仕事もあんまりみたいなことはありえないことみたいになっている。笑う。こうゆうドラマから当たり前みたいにされることが広がっていってるんだなぁと思う。

とはいえ、ドラマが大好きなわたしは毎クールたくさんドラマを見ていて、中にはフェミニズム的な要素もけっこうあってうれしくなる。

今放送されているドラマで「ああー」と胸を鷲掴みにされたのは【こっち向いてよ向井くん】に出てくる向井くんの妹・麻美。大好きな元気と結婚をしたら、のびのびしている元気が最高だったのに〈夫として。世帯主として。一家の大黒柱として〉頑張ろうとして元気が変わっていくのが嫌で結婚をやめたいと言う。

「俺だって一人の男としてそういうの背負って麻美を幸せにしたいんだよ。結婚ってそういうことでしょ」

「私は結婚なんてしなくてもいつだって元気を幸せにしたいよ。なのにさ、私もさ、思っちゃうんだよ」

「何を」

「夫の稼ぎが安定しててもっとよかったらなぁとか……私自身がさ、思っちゃうんだよ。自分の足で立ててたのに結婚したことで弱くなっているみたいで嫌なの。〈中略〉元気だけが悪いんじゃないよ。自分が元気にそんなこと望んでいるのが嫌なんだよ」

《引用元:日本テレビ こっち向いてよ向井くん 第四話》

個人を尊重しあえる関係って本当に難しくて、わたしは結婚したことがないけど、恋愛するだけでも、後ろ姿を見るだけでじーんとしちゃって、生きてるだけで尊いって思う瞬間もあったけど、一般的な恋愛みたいなものにすり合わせて勝手に期待したり、期待してると思われたり、考え方が違いすぎて全く話が通じ合わないことだったり、女の人はみんなこう思ってるんやろとか、男はみんなこうとか、主語が大きすぎてなんか疲れて諦めちゃったけど、向き合うのってかっこいいなぁと思う。もし次回があったなら伝える方法を模索したい。

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